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2012年9月8日土曜日

りんご


ある日の仕事帰り。
人混みを避けるために脇道に入りました。
すると不思議な建物が目に入ったのです。

薄暗いその中が何故か気になり私は覗いていました。
すると中から1人の男性が出てきて「どうぞ」と招き入れてくれました。
そこは「ク・ビレ邸」という場所でした。

これが、今回の劇作家・演出家「佐藤 香聲」との出会いです。

私は人との出会いに恵まれているといつも感じています。(エコ)
誰かに必要とされることは幸せなことです。
でも一番自分を大事に思うことも大切だと思います。
幸せや不幸せ、それを他人に委ねるのではではなく自分で選ぶことが出来れば、心からの平和と幸せがあるのかな。

今回の台本を読んで私はそう思いました。

色々な人と出会い、色々な物を見て感じる。
時間とお金を使ってでも、それが大事だと私は思います。
たくさんの本物にもっと触れ合いたいなぁ(・∀・)

今回演奏する楽曲は、コントラバス新井洋平の書きおろし作品です☆
たくさんの人に聴いてもらえますように♪

最寄り駅は、北加賀屋駅。
なかなか趣のあるステキな町並みですよ~
以下、詳細です!




ペーパームーン劇場 vol.2「林檎のひとりごと」

【日時】2012年9月8日(土)開場:19:00 開演:20:00 / 21:30
【料金】1,500円(1ドリンクつき)
【問い合わせ】06-7492-7504(15:00 22:00)
大阪市住之江区北加賀屋5-5-35
http://quvillezthe.wordpress.com/

「ペーパームーン劇場」は、今から20年前、関西テレビからの依頼で私自身が創作した童話で、全12話が3ヵ月にわたってオン・エアされた。朗読出演は私が率いるパフォーマンス集団「銀幕遊學 レプリカント」のメンバーで、挿絵を在阪イラストレーターが担当してくれた。ストーリーはすべて悲劇で主人公は破綻するというデカダン趣向であったのだが、これは当時の世相と連関していた。当時、バブルの崩壊の予兆があったにも関わらず、多くの人々はそれが他人事のように浮かれ続けていた。テレビドラマや映画などで破滅的なストーリーが注目されていた季節であった。

さて今回の「ペーパームーン劇場」の物語のテーマは「林檎」。童話に林檎はつきものであるが、本作の林檎はストーリーのガジェットだけではなく、人生観や倫理観と密接に関係している。思い起こせば、人間と林檎はいつの時代にも関わり合ってきた。アダムとイブに始まり、ニュートンやセザンヌ、現代ではビートルズやマッキントッシュなどなど。


ウミネコ楽団
出演者について紹介すると、朗読は西原希蓉美。関西小劇場の人気女優で1年に4~5本くらいステージに立っている。また彼女のボーカルは天下一品で、私自身の演劇作品にもボーカリスト兼女優として数作品に出演してもらっている。しかも「ク・ビレ邸」では毎週、水曜日にバー・カウンターも担当してもらっている。演奏を担当してくれるのは「ウミネコ楽団」で、五月エコのアーコディオンと新井洋平のコントラバスがストーリーに哀愁を帯びさせてくれることだろう。ウミネコ楽団のライブは私もまだ体験できていないのだが、彼らのCDを聴く限りにおいては、西原の朗読にエキセントリックな雰囲気を作り出すに違いないので、とても愉しみにしている。また「ウミネコ楽団」だけのライブ演奏コーナーもあるので、より彼らの音楽世界に近づくこともできる一夜になりそうだ。

(佐藤 香聲)


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